年収300万円台の一家が挑む、夢の新築一戸建てへの道のり

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最終章 夢の新築一戸建て

登場人物

祐一
山本祐一(34)
印刷メーカー営業職 正社員(勤続10年)
とうとうこの日がやってきた。
紗希
山本紗希(28)
医療事務 パート
とうとうこの日がやってきた。
はじめ&のぞむ
山本はじめ(4)・のぞむ(2)
幼稚園・保育園
新しい家におおはしゃぎ。
貴一
貴一(61)
紗希の父
こっそり建て替えを考えている。
麻紗子
麻紗子(60)
紗希の母
娘たちの家がとても気に入った様子。
中島
中島(?)
不動産会社営業職
山本一家とはこれからも永いお付き合い。

決済と引き渡し

外構工事も無事に完了し、ついに引渡しの日(ローン実行日)がやってきた。
私と紗希は前回と同じように二人で銀行の前で中島さんと待ち合わせをした。
既に来ていた中島さんの隣には司法書士が並んでいた。

中島
おはようございます。

いよいよお引渡しですね。

こちらが今回登記を担当してもらう司法書士の先生です。

先生
おはようございます。今日はよろしくお願いします。
祐一
おはようございます。こちらこそよろしくお願いします。

先生はとても優しそうな面持ちで感じのいい方だった。

私たちが銀行の融資課の窓口に入ると、前回担当してくれた鈴木さんが出迎えてくれた。

鈴木
いらっしゃいませ。

では今から住宅ローン実行の手続きをさせて頂きます。

司法書士の先生に書類を確認して頂いて不備がなければ山本様の口座に3,000万円が振り込まれます。

そこから保証料・事務手数料等が引かれます。

先生は書類を確認し、不備が無い事を鈴木さんに伝えた。
差し引かれる諸費用は中島さんから事前に知らされており、前もって口座に入金して置いたので諸費用差し引き後の私名義の口座には融資額3,000万円が残された。

鈴木
融資額は全額出金して頂きますが、振込先とはどのように?
中島
3,000万円全額を関西ホーム宛に振り込んで頂きます。

裕一様、それでは出金伝票と振込伝票に書いて頂けますか?

祐一
はい。わかりました。

融資額3,000万円が関西ホームに振り込まれるよう、鈴木さんが準備してくれた伝票に記入した。

鈴木
では今から手続きして参りますので、暫くお待ちください。

暫くすると、鈴木さんは戻ってきて、通帳を確認するように言ってきた。
通帳を見ると確かに3,000万円が関西ホームに振り込まれていた。

先生
ではこれから法務局に登記の手続きに行って参ります。
中島
先生どうもありがとうございます。よろしくお願いします。

先生はゆったりと銀行を後にした。

中島
銀行での手続きはこれで終わりですので、これから現場を確認に行きましょう。

私たちは中島さんの車に乗って現場を訪れ、家の外や中を入念にチェックした。

紗希
わぁ!!!外構も打ち合わせ通りになっていますね!

ガーデニングするのがすごく楽しみです。

中島
法務局に登記の手続きへ行ってもらっているので、これで本日から土地も建物も全て山本様の物ですよ。
祐一
とうとう自分の家を持つことが出来たんですね。

長かったような短かったような、自分に持ち家が出来たなんて夢のようです。

紗希
これから頑張ってローンを返していかなきゃね。
祐一
そうだね。しっかり働くよ。
中島
今回確認して頂いた以外にも気になる個所があれば遠慮なく連絡ください。

こうして中島さんと鍵の引渡しが無事に終わった。

新生活のはじまり

早速、私たちは紗希の実家に戻り、子供や紗希の両親と共にマイホームを訪れた。
子供たちは誰よりも早く中に入り色々な扉を開けながらはしゃぎまわっていた。

麻紗子
いい感じに仕上がったわねぇ。羨ましいわぁ。

お母さんもここで暮らしたいわぁ。

ねぇお父さん♪

貴一
ほんとだなぁ。

和室もあって二世帯としても暮らせるんじゃないか?

紗希
何を冗談言ってるのよぉ。

今度はお父さんも住み替えを考えてみたら?

中島さんに担当してもらえばいいのよ。

麻紗子
本当ね!それはいい考え!
祐一
お義父さん、今回は援助して頂きありがとうございました。

こんなに立派な家を持つことが出来たのも、お義父さんとお義母さんのお陰です。

貴一
いいんだよ。その分紗希や孫たちを宜しく頼むよ。
祐一
はい!頑張ります!

夢のマイホームを眺めながら、これからの子供たちの成長や家族の生活を想像し、期待を胸に新しい生活をスタートさせた。

あとがき

最後まで読んで頂きありがとうございます。

今回書いた山本一家のお話は、これから新築戸建ての購入を希望している方が、購入の際に起こりうる未体験な出来事に対して「これってどういうことなの?」といった素朴な疑問や不安を、ここで少しでも解決し、安心して住宅購入に挑んで頂きたいという想いで書きました。

私自身、この業界に入り10年以上経ちますが、まだまだ分からないことや間違って理解していた部分があり、このお話を書くにあたって「そうなのか!」と改めて学ぶ部分もありました。

不動産購入という、生涯で何度も訪れない、なかなか起きない事をひとつひとつ解りやすく書くことの難しさを感じながら、ここを新たな出発点として読み手の皆さんに満足して頂けるように努めたいと思います。

最後ですが、今回のお話を書くにあたりご協力くださいましたメーカー様やスタッフの方々、本当にありがとうございました。

EMI

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