泉佐野市

泉佐野で妊娠・出産。産休・育休から復帰した私の経験談

泉佐野市からもらえるマタニティグッズ

こんにちは!ライターのEMIです。
久しぶりの投稿になりましたね。
実は出産のため産休・育休を取っていました。
私は泉佐野市に在住していますが、泉佐野市での妊娠出産を控えている方に少しでもお役に立ってもらえればと思って、私が辿った泉佐野市での妊娠から出産までをお送りします。
長くなりますが、ぜひお付き合いください!

夫婦での喜びの瞬間、妊娠は待ちに待った瞬間ですよね。
私は2人目でそれも上の子を出産してから3年半ほど経過しての妊娠でした。
仕事をしながら家事育児に追われ、いつの間にか3年半。ほんとうに「待ちに待った」という感じでした。

前回の妊娠から3年以上も空くと「手続きどうだったかな…。」とか「検査って何したっけ?」と思うことばかり。
でもそれはきっと私だけではないはず!
そんな思いから今回のブログを執筆する事にしました。

この記事の内容

1.妊娠確定

妊娠は検査薬でも確認できますが、それは本当に「妊娠した!」とは言えません。
なぜなら市販の検査薬で陽性と出ても、妊娠していなかったという結果が出ることは少なからずあるからです。必ず産婦人科に受診し医師に確認してもらいましょう♪

産婦人科に行って尿検査や超音波検査(エコー)などの検査をして問題のない妊娠かを確かめてから初めて「妊娠しました。おめでとう!」となります。

そこで産婦人科から「母子手帳をもらってきてくださいね。」という事を言われます。

そうです。実は検査薬で「妊娠したかも!」と思ってもすぐには母子手帳って貰えないんです。
医療機関で妊娠と判断された場合に市役所で発行されます。

母子手帳は市役所に行って「妊娠届」を提出すると貰うことができます。
その際に、今は本人確認の他にマイナンバーの提示を求められるようになっています。
なので、市役所に行く際にはマイナンバーカードなど個人番号がわかるものを持っていくようにしてください。
あとその時に「妊婦健診受診券交付申請書」というものも記入します。
これは妊婦検診の際に使える受診券です。
自治体によって金額は違いますが、私が住んでいる泉佐野市では合計¥116,840-円分の受診券と補助券が発行されました。(平成30年1月現在)
だいたいですが、妊娠3ヶ月から出産までの健診は14回ほどありますので、ほとんど妊婦健診はこの受診券で賄うことができます。
一度の受診でだいたい5,000円と検査の内容によっては15,000円くらいになることもあるので、とても助かります。

この他に一人目の妊娠の時にはなかったのですが、今は妊娠期間中と出産後に使える妊産婦等歯科検診の受診券と産後2週間前後と産後1か月前後に使える産婦健康診査受診票と新生児聴覚検査の受診券もついています。
これは1冊の冊子のようになっているので、切り離さずそのまま医療機関に提出して使ってくださいね!

その他にもいろいろな冊子とマタニティキーホルダーをいただきました。
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2.妊婦健診

妊娠が確定すると、いろいろな検査を行います。
これは産婦人科によって多少の違いはありますが、私が利用した産婦人科では、妊娠が確定した日に分娩予定日が記載されたカレンダーを渡されました。
そこには妊娠週数や戌の日などが記載され、妊婦健診や安産祈願の目安に便利でした。
妊婦健診は、妊娠初期~23週までは4週間に1回、24週~35週までは2週間に1回、36週~出産までは毎週あります。

この妊婦健診では毎回共通の基本項目として、問診・診察等の健康状態の把握と、妊婦の健康状態や胎児の発育状態を確認するための基本検査を行います。この基本検査には例として、子宮底長、腹囲、血圧、浮腫、尿検査や体重測定があります。
また保健指導もあるので、妊娠期間中の食事や生活に関するアドバイスや、妊娠や出産・育児に対する不安や悩みの相談にも応じてくれます。
その他、家庭的・経済的問題を抱えていて個別の支援を必要とする方には、適切な保健や福祉サービスが提供されるように、市の保健師と協力して対応してくれるそうですよ♪

この基本的な項目のほかに、妊娠週数に応じた医学的検査も行います。
私が利用した産婦人科では以下の検査をしました。産婦人科により検査内容や検査の時期などには若干の違いがありますが、ご参考までにお伝えしますね。またそれぞれの検査には意味があり重要ですが、検査内容の一部をご紹介します!

妊娠初期

子宮頸がん検査、帯下(おりもの)検査、血液検査等

血液検査には、ABO型とRh型について調べる血液型検査の他、末梢血検査、梅毒検査、B型肝炎検査(HBs抗原)、C型肝炎検査(HCV抗体)、血糖検査、成人T細胞白血病検査(HTLV-1抗体検査)、エイズ検査(HIV抗体検査)、風疹の検査、甲状腺機能検査等です。
また産婦人科にもよりますが、希望によりトキソプラズマ検査や水痘検査の追加検査を実施してくれるところもあります。

末梢血検査は血色素量、白血球数、赤血球数、血小板数などを調べる検査です。
貧血など血液疾患の診断に用います。貧血が強いと赤ちゃんが充分に育たなかったり、妊婦の健康を損ねたりします。また、血小板減少症などの診断にもなります。

妊娠中期

クラミジア検査、50g糖負荷試験、末梢血検査、胎児心臓スクリーニング検査、心電図、肺機能検査等

50g糖負荷試験は糖尿病を判断する試験です。
妊娠中に発生する妊娠性の糖尿病は赤ちゃんが大きくなってお産が重くなるばかりか、生まれた赤ちゃんが低血糖などのために障害が出ることがあります。この病気は症状があまりなく、尿に糖が出ることも稀なためにこの病気を見つけるためには実際に血糖をはかります。方法は検査用サイダー水を飲み1時間後に採決をして血糖値を調べます。
私は炭酸飲料が飲めないので、相談すると炭酸を抜いてくれました。炭酸が苦手な方はぜひ遠慮せず相談してみてくださいね♪

胎児心臓スクリーニング検査は超音波(エコー)を使って行う赤ちゃんの心臓の検査です。赤ちゃんの200~300人に1人は心臓に大きな病気を持って生まれてくると言われているそうですので超音波で詳しい検査を行います。

心電図については、日頃心臓が健康な方でも妊娠中やお産には負担がかかります。妊娠中やお産の時、お産直後に異常が出てくることもあるので心電図を取って調べます。
またお産の時には酸素不足にならないために肺活量や肺機能に異常がないかを調べるのに肺機能検査をします。

妊娠後期

血液検査、帯下(おりもの)検査、NST(ノンストレス・テスト)、胎動チェック

この時期の血液検査は、肝臓機能検査、腎臓機能検、血液凝固因子の検査、不規則性抗体検査、末梢血検査などがあります。

NST(ノンストレス・テスト)とはおなかに直接機械をつけ、赤ちゃんの心拍数と胎動や子宮の収縮との関係から赤ちゃんの状態を評価し、健康を調べるものです。
このテストには約20~30分の時間がかかります。
テスト中は妊婦が自身で感じた胎動を、スイッチを押して知らせなければなりませんでした。
ちなみに私はこのテスト中、おなかの赤ちゃんの睡眠の時間と重なっていたようで、ほとんど動いてくれず胎動が少ないと何度かテストを受けました。ジーっと椅子に座った状態でのテストなので、自分自身も眠たく、いつの間にか寝てしまうこともありましたよ(+o+)

どの検査も妊婦だけでなく赤ちゃんにも影響する重要なものです。検査して陽性の場合はしっかりと治療して母子ともに元気な出産が迎えられるようにしましょうね!

3.超音波検査

妊婦健診の中でも、超音波検査は私にとっては赤ちゃんを目で感じられる唯一の機会で楽しみでもありました。
私はつわりが二人ともひどく仕事にも行けないくらいで、妊娠期間がつらく感じることが少なくなかったのですが、そんな状況に光を指すような機会が超音波検査によるエコー写真です。
ここに残したのは妊娠7週目~38週目までのエコー写真です。
妊娠期間は40週と言われますが、このわずか40週の間に小さい豆のような存在だった赤ちゃんが立派な人の形に成長するのはほんとに神秘的だと感じます。

妊娠7週目

妊娠2ヵ月、7週目のエコー写真です。
この頃の赤ちゃんは約9mmと小さく、形もあまりわからないですが、こんなに小さくてもハッキリと心臓の動きは見えましたよ!
この写真を見て「私の中には大事な赤ちゃんがいるんだ。」と認識しました。
妊娠7週目

妊娠9週目

妊娠3ヵ月、9週目のエコー写真です。
つわりが酷く、産婦人科で診てもらいに行ったときに撮影しました。
つわりは人によって様々ですが、私の場合は割と早い段階でつわりが出始めました。
この頃の赤ちゃんは約23mmです。約2週間で倍以上大きくなっていました。
形も何となく頭と体がわかるくらいですね。
妊娠9週目

妊娠13週目

妊娠4ヵ月、13週目のエコー写真です。
この頃の赤ちゃんは約73mm。心臓の音もハッキリと聞こえます。小さいながらに一生懸命に動く心臓の音を聞いて何とも言えない感動的な気持ちになりました。
妊娠13週目
次は4Dエコー画像です。
通常、超音波検査といえば2Dエコーを用いて検査します。
2Dエコーは子宮内にいる赤ちゃんの骨格の成長や内臓の状態を観察することができます。
また3Dエコーは2Dエコーの情報を基に作成した立体的な静止画像の事です。
3Dエコーは立体的に映し出すので体の内部ははっきりとは見えません。
そしてその3Dエコーに動画を加えたものが4Dエコーです。
赤ちゃんの表情や動く様子がリアルタイムに観察できます。
2Dではわからなかった手や足の形もリアルに見てわかりますね。すくすく成長する我が子の愛おしさが増した瞬間です。
妊娠13週目4Dエコー

妊娠17週目

妊娠5ヵ月、17週目の4Dエコー写真です。
この頃から赤ちゃんの大きさは推定ですが体重で表記されるようになりました。
この頃の大きさは約180g。少しずつですが、私自身の見た目にもわかるようになってきました。そしてこの頃から胎動を感じ始め、エコーでしか存在を感じとれなかった今までと違い、ゴロゴロと動く少しの胎動でも存在を感じとれるようになりました。
タイミングが良かったら、おなかに手を当てると動いているのが感じとれるかもしれません。
妊娠17週目4Dエコー

妊娠20週目

妊娠6か月、20週目の4Dエコー写真です。
大きくなってきて、前身は映らないです。この頃の大きさは約370g。1ヵ月で約2倍の大きさになりました。
それでもまだ子宮の中には余裕があり、クルっと回ったりキックしたり活発に動いています。
写真では手を頭の上にあげてガッツポーズをしているように見えますね。
この頃は妊娠中でもっとも安定したすごしやすい時期です。体に問題のない人は適度な運動をするといいですよ♪
私はこの頃よく散歩に出かけていました。ちょうど桜の時期でもあったのでお花見をしたりしてのんびりと過ごしていました。
妊娠20週目4Dエコー

妊娠26週目

妊娠7ヵ月、26週目の4Dエコー写真です。
この頃の大きさは約1000g。指を吸う仕草も見られました。
自分自身の体も重く、動きがよりゆっくりになっていきました。
妊娠26週目4Dエコー

妊娠30週目

妊娠8ヵ月、30週目に入ると赤ちゃんの大きさは約1700gにまで大きくなりました。
この時期から手足のむくみも出てきました。塩分を控えるような指示を受ける方もいらっしゃるようです。私は着圧のソックスを履いたり、寝るときは少し足を高くしたりして工夫していました。普段は仰向けで寝るのですが、この頃にはその姿勢が苦しくなってきたので抱き枕を膝にはさんで寝たりもしていましたよ。
まだまだ予定日までは遠いですが、自分自身の動きが思うようにいかないことが増えてきて、早く出したい!と思うようになってきたころです。
医師には「今出産すると赤ちゃんは自力で成長することができないから、もう少し頑張ろうね。」と励まされました。
妊娠30週目4Dエコー

妊娠34週目

妊娠9ヵ月、この頃の赤ちゃんの大きさは約2300gです。手を顔の前に置いているのがおわかりになりますか?
もうすぐ臨月に入るところで私はこの検査の数日前に産休に入りました。
動くのもきつくなってきていたので産休に入ったときは「やっとゆっくりできる~♪」と喜んだことを覚えています。と同時に出産準備に取り掛かりました。
妊娠34週目4Dエコー

妊娠38週目

妊娠10ヵ月、この頃の赤ちゃんは約3000g。すごく窮屈な顔をしていますね(笑)
4Dエコー写真はもうこの辺になるとギリギリで撮るのも難しくなってきています。
赤ちゃんもいつ出てきてもおかしくないほどに大きく成長しました。
この頃は産休に入り約1ヵ月経過し、早く我が子に会いたいという感情と陣痛がいつ来るかわからないドキドキでいっぱいでした。
妊娠38週目4Dエコー

4.出産

私の出産は妊娠40週と1日で予定日の1日遅れでの出産でした。
陣痛が来たときは寝起きで、陣痛で目が覚めたという感じでした。
寝ぼけていて、2人目にもかかわらず「これが陣痛だったっけ?」という感じでした。
産婦人科に電話すると「経産婦なので早めに病院に来てね」と言われ、1人タクシーで病院に向かったのを覚えています。
あの時の事を思い出すと、いつもより自分が冷静だったなと思ったのと、入院準備きちんとしておいて良かったなとつくづく思います。

入院準備グッズは、産婦人科で「これだけ用意してくださいね」といった表をもらうと思うので省略しますが、忘れ物が無いようにカバン一つにまとめて何度か見直しておいてくださいね!
そして入院準備とは別に、これは持って行って良かったなと思うものがあります。

それは【カメラ】です。
スマホでもそれなりに綺麗に撮れるのですが、後々やっぱり大きく引き伸ばして現像したいとお考えの方がいらっしゃったらスマホだけでなくカメラを用意していったほうがいいです。産まれて約6日の入院生活の間私は母子同室だったので、ずっと赤ちゃんと昼夜を共に過ごしましたが、その間動いたり泣いたり寝たりとその動作に反応するようにパチリパチリと撮っていましたよ( *´艸`)
家に帰ると子育てに追われてそんな暇もなくなるのでこの間にいっぱい撮る事をおすすめします!(*^-^*)

5.出産一時金

妊娠中の検査の費用は補助金が市から出ることをお伝えしました。
そして出産の時にも出産一時金というものが市より支払われます。
金額は1児につき42万円で、この金額は妊娠85日以上の死産・流産も含まれます。
医療機関などへの直接支払制度を利用する事により申請の必要はなく、退院する際の会計の時に42万円を引いた差額の費用を医療機関へ支払う形になります。

6.出生届

赤ちゃんが生まれてから14日以内に役所に出生届を提出してくださいね。
14日ってかなり早く過ぎるんです・・・。退院してからだと約1週間です。その間夜行性の赤ちゃんのお相手にヘトヘトになりますので、1週間は本当にあっという間です。
この申請には、医療機関でもらう証明書が必要です。
届出書と印鑑、母子手帳、国民健康保険の方はそれも一緒に役所に提出しましょう。

最後に。
関西ホームでは、私が出産した泉佐野市にも分譲地があります。
駅から徒歩圏内にあり、通勤や通学はもちろんですが、子育てするにも便利な立地です♪
ぜひ、関西ホームのホームページをご覧くださいね!

関西ホームのEMIでした(^o^)/

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